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長引く不景気に大震災の影響もあり、雇用問題が噴出しています。
賃金の未払い、残業代の未払い、不当解雇、解雇を目的とするパワハラ等々さまざまな事件が以前に増して起きるようになりました。
ところが、問題が起きているにも関わらず、職場の人間関係を壊さないように泣き寝入りをしてしまったり、不当な解雇であるにも関わらず、再就職のためということで敢えて忘れてしまおうと努めてしまう方が大変多い状況です。
「景気が悪くなったから、今日で辞めてもらう。」「仕事のやり方が悪いので、もう来なくて良いよ。」「うちの職場に合わないね。」等々と一方的に解雇を言い渡されてはいませんでしょうか。あるいは、ミスをしたということで、解雇を言い渡された方はいらっしゃいませんか。ミスをしたことが直ちに解雇原因になるわけではありません。
また、使用者の方は、感情にまかせて解雇を言い渡したため、労働審判を申し立てられるなどして、後で大事になった経験はありませんか。労働審判や裁判にかける費用と時間は、本来の業務活動にまわすべきものではないでしょうか。使用者の解雇権は濫用されて良いものではありません。労働者の皆さんは、泣き寝入りせずに、一緒にご自身の権利を考え直してみませんか。